音楽関係の小説なので、気になって読んでみました。
羊と鋼、なんのことかと思いましたが、ピアノのハンマーのことでした。
ピアノの調律師である青年の話でした。
ゆっくりと、静かに話が進んでいく感じがとてもよかったです。
小さい頃、うちにもピアノの調律の方が来て下さっていましたが、母に邪魔にならないようにと別室にいるように言われることが多かったので、遠くの部屋でしか、その仕事中の音を聞かなかったなぁと思い出しました。
今は実家のピアノを弾いても、母もいないため、調律がくるったままになっています。
さみしいですね。